アタルの奮闘雑記ブログ ~North Gold Storne~

金沢在住のアタルがなんとかブログで何とか一旗揚げようと奮闘していく雑記ブログです。北陸の、金沢の、石川の工芸や美術、イベントを紹介したりもしています。北陸の元気でカッコいい大人になりたいアタルを是非とも応援よろしくお願いします。

雨の日も、晴れの日も。

こんばんは、アタルです。

 

今週のお題「傘」

 

先週末ぐらいから全国的に梅雨入りという事で、傘が入用になってきたかと思います。石川も昨日今日は晴れていましたが、雨雲は近くに見えていていつ降るのかとびくびくしながら過ごしていた今日この頃です。

 

今週のお題の傘ですが、今年から始めた和傘の作成講座が私にとっての大部分を占めていますね。金沢の和傘は石川の伝統工芸の一つにも入っていますが、私が習っている先生の所は金沢和傘とは別の和傘らしいです。その分和傘として何がいいのか、何が和傘なのかを追求して製作しているので、そういうところを見習いたいなとも思い、習っている所です。

俺の和傘フォルダが火を噴くぜ!!

よくわかんないっすけど去年からの和傘の写真見返してみましょうかね。

 

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去年の12月に初めて行った和傘製作の見学ですね。寒い中、先生と師匠が和傘製作やってるところにお邪魔して、色々話を聞いていました。なつかしい。この時に和傘の製作講座あるから受けてみたらって言われて始めたんだよなぁ。そんな和傘も今週で完成です。

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石川県伝統工芸館で展示されてる金沢和傘です。工芸の体験とかもやってて結構楽しかった記憶があります。

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新年一発目の金沢しいのき迎賓館で行われていた和傘をめぐる男達展、和傘に能登ヒバ、万華鏡、木彫り、先生の交友のある人達との展示会です。金沢って工芸品を作ってる人って本当に多いんだなって思いました。

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湯涌の江戸村での和傘の写真です。おやじ様に作る和傘を紺か赤どっちにするか悩みんでいました。イラストはネズミにすることだけは決めていました。干支には方角、数字、時刻それに色も該当する色があり、子の色と言えば青だったので紺色にしました。

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銭谷五平記念館?であった和傘展での写真です。

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この時みたこの和傘がとても好きで、これぐらい上手く作りたいって思ったんですよね。黒の和紙を作るのは難しいらしく、そういう所も相まって黒と赤の蛇の目傘作りたいんですよね。

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和傘のかがりといって内側の部分です。傘を差したときに綺麗に張って、これもまたいいものなんです。金沢の和傘には配色のパターンが決められているそうでおやじ様の和傘はその通りに作っていこうかなと思っています。次の講座で完成なので楽しみです。

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前回の講座は骨組みに張った和紙を折りたたみましたが、その後和紙に油をひいて防水加工を行ってもらいました。油を引いた後時間とともに油が酸化して黒くなっていくので、塗ったばかりのこのタイミングが一番きれいな和傘だそうです。確かに日の光が透過した和傘はとてもきれいで、雨の日にさすのがなんだかもったいなく感じてしまいました。雨の日でもこんなにきれいだと感じられるんでしょうか?雨の日させるのを期待して待ちましょう。

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油を引いた和傘を干している所です。油はまんべんなくたっぷり塗るのかと思っていたら天井以外は結構サッサと塗っていました。塗った後油が動くそうで、上下逆にしたり広げたり閉じたりすることで全体に油が染み渡るそうです。

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油を引いた後、外側の骨に漆を塗るんですが油があると漆がはがれるため、油を骨のところだけ落とすそうです。このあと漆を塗って、持ち手の加工をおこなって、今週末のかがりを終えて講座は終了です。

 

今週末の講座が楽しみですし、次の講座への期待も膨らみます。雨の日も晴れの日も楽しめる和傘、ぜひぜひご興味ある方連絡ください。8月に先生の展示会もあります。次の製作講座よければ一緒に参加しましょう。

 

ではでは、おやすみなさい